スポーツウェアブランド様から、モデルのキャスティングと、撮影のコーディネートのご依頼を頂きました。撮影する写真は、カタログに使用します。希望されているのは、日本人の男女のモデルです。
まずは、キャスティングを進めます。今回は、日本人の男女のモデルを、各1名起用します。商品が、身体にフィットした、タイトなスポーツウェアであるため、モデルは、見た目よりも、サンプルのサイズが適したサイズが重要になります。その為、オーディションを行いました。協力いただける、各モデル事務に撮影内容や、必要な人材の要望(主にサイズ)を伝え、適した、モデルのリストの提供を頂きました。モデルリストから、候補者を選考し、オーディションを行います。オーディションでは、候補のモデルさんに、サンプルを着用して頂き、サイズ感をチェックします。モデルが決定しました。
モデルのキャスティングと並行して、撮影チームの構築を進めるのですが、こちらは、クライアント様が、ご用意して頂きました。カメラマン、ヘアメイク、スタイリストです。私の仕事は、皆さんのスケジュールを調整することです。モデル決定後、スケジュールを確定しました。
今回の撮影は、各モデルが、30着の新商品を着用し、撮影します。すべての商品が、同じ向きで同じ形であることが求められ、モデルにとっては、簡単なようで、難しい撮影です。
モデルには、事前に撮影内容を伝えていたため、理解はできています。ですが、サイズ重視でモデルを選考したため、偶然にも、男女のモデルともに、撮影の経験があまりないモデルでした。ですが、撮影に関わるスタッフのサポートで、撮影は順調に進みました。今回の撮影で、大活躍したのが、スタイリストです。すべての衣装のしわを取る為に、手際よく、アイロン掛けをしていきます。新品同様に仕上げます。すごい速さです。撮影時には、しわ目立たないように、着付けと直しをします。カメラマンとの相性も良いようです。思っていたよりも、大変な撮影でしたが、無事、終了しました。クライアント様も、満足されていました。