モデルキャスティング&モデル撮影 女性用ウィッグメーカー:No17

女性用ウィッグメーカーから、女性用ウィッグの、使用イメージの撮影をご依頼いただきました。新商品と既存商品のWEBサイトとカタログでのプロモーションに使用する、使用前、使用後の撮影のご依頼と、中年の女性モデルモデルのキャスティングのご依頼です。

まず、撮影内容の確認をします。撮影する商品点数は、計、12点です。商品ごとに、使用前と使用後の撮影をします。撮影のボリュームから、モデルを2名起用し、カメラマン2名体制、ヘアーメイク2名体制で取り組むことが必要と考えました。他には、クライアント様専属の、ヘアーメイク、2名が参加します。こちらの方は、主に、ウィッグの脱着や、ヘアスタイルを担当します。

次に、モデルのキャスティングです。顧客対象が、中年の女性であるため、女性の中年モデルをキャスティングします。商品のかつらとモデルの髪の色を確認するため、オーディションが必要でした。また、撮影するかつらに、似合うモデルを選別する必要もありました。オーディションは、商品を何点か着用し、髪の色や、モデルごとに、似合うかつらを選んでいきます。2名のモデルが決定しました。

モデルのキャスティングと同時に、撮影チームを構築します。今回の撮影は、撮影点数が多いため、2人のカメラマンで、同時に撮影することにしました。また、撮影に参加する人数が多いため、広いスタジオが必要でした。カメラマン2名、メイク担当するヘアーメイク、2名、かつらの脱着と髪型を担当する、ヘアーメイク2名の撮影チームです。手際よい進行と、撮影技術がある、経験豊富な、カメラマンに対応してもらうことにしました。また、かつらの脱着と髪型を担当するヘアーメイクは、商品を良く知っている必要がある為、クライアント様に提供して頂きました。

撮影チームの確定後、納期に向けてのスケジュールを調整します。クライアント様を中心に、モデル、撮影チーム、スタジオのスケジュールを調整し、撮影日を決めます。

撮影内容のヒアリングは、主に、撮影の内容です。その他、当日の、進行や準備すること、モデルの持ち物などです。

撮影当日です。撮影は、カメラマンを中心に、進めていきます。計、12点の商品の使用前と使用後の撮影をします。各商品のウィッグのスタイリングが、それぞれ違うため、使用前も商品ごとに撮影しなければなりません。まず、使用前の撮影です。ウィッグを着用せず、2人のカメラマンで同時進行し、撮影を進めます。1商品終了ごとに、メイク、髪型を整え、撮影を進めます。大がかりな撮影です。使用前の撮影が終わると、次は、使用後の撮影です。こちらは、ウィッグを着用し、撮影します。まず、メイクを整え、ウィッグを着用して、髪型を整え、撮影します。撮影は、バストアップの、あらゆる角度から撮影し、その後、立ちポーズの撮影という流れです。カメラマンと、各、撮影スタッフが、コミュニケーションをとりながら、テンポ良く、撮影を進めます。クライアント様は、確認をしていただくだけです。私たちが、目指している、『お客様のご負担を軽減できる撮影』が達成できたのではないかと思っています。クライアント様に、良い評価をいただいた撮影でした。